JR下総中山駅と言えば、マツコ・デラックス氏をして「総武線一地味な駅」と言わしめた非常に地味な駅なのですが、そんな下総中山にミシュランビブグルマンを取得した焼き鳥「酉玉」や麻布十番の名店「川西」で修業した方が焼き鳥屋をオープンしたと聞いたので行ってみました。
場所は下総中山駅から徒歩1分、住宅街の路地に佇んでいます。店内はカウンター席のみで、凡そ10席といったところでしょうか。
お通しは茶碗蒸し。こちらのお店はメニューは殆ど無く、基本的には満腹になるまで串が出続けるタイプです。
続いてサラダ。ドレッシングはビネガーとオイル、塩のシンプルなタイプ。野菜の鮮度も良く、シンプルなドレッシングと相まって爽やかなスタートです。ミニトマトも皮も湯剥きしてありますね。こういう地味だけど丁寧な仕事をする店に悪い店は有りません。
いよいよ焼き鳥、まずはササミからスタート。絶妙な火の通し具合であり、しっとりとクリアな仕上がりです。
砂肝は薄切りをケバブよろしく重ねて串に刺してあります。コリコリサクサクとした歯ごたえが気持ち良いですね。
小玉ねぎは思い切りの良い火入れであり、香ばしくも甘みが際立っています。
ボンジリはカリカリジューシー、当然嫌な臭いなど毛ほどもありません。
これ何だっけな、確か蓮根に挽肉?を詰めたものだったような・・・美味しかったのは覚えています。
セセリはミッチリとした食感ながらもジューシー。
つみれはかなり粗びきで肉々しく食べ応えがあります。
箸休めにおひたし。
ネギはまあネギです。
軟骨はコリコリというよりもサクサクとした歯触り。
串焼きはこれにてストップ、最後はお茶漬けとそぼろ丼で〆としました。
想像上にレベルが高くて驚きました。鶏肉が新鮮なだけでなく、丁寧な仕事が感じられます。流石は名店出身ということでしょうか。下総中山に住んでる人は、わざわざ都内に焼き鳥を食べに行く必要が無いと言えるくらいレベルが高いです。
ご馳走様でした。おススメです。
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