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mille/東日本橋

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フランス料理
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東日本橋・馬喰横山・馬喰町・浅草橋と多くの駅や路線から徒歩圏内であるにもかかわらず、あえて目的になることは少ない東日本橋エリア。大通りから1本入ったやげん研堀商店街に2年連続でミシュランビブグルマンを獲得したビストロがあります。

オーナーシェフの千葉稔生氏は国内で修業後に29歳で渡仏、帰国後はミシュラン常連のクレッセントなどで働いた後に独立。最近一部界隈で話題になっている所謂「ワンオペレストラン」の実力派としても有名です。元々は調理からサーブまで全てワンオペだったそうですが、今はホールに女性スタッフが1名入っています。

店内はカウンター席が中心で、テーブル席は1つのみ。キッチンはオープンキッチンでシェフの調理風景を楽しむのならカウンター一択でしょう。今回は3名での会食でしたのでテーブルに着きました。というか店内かっこよすぎ。やばい。写真撮影を忘れたのが痛恨ですが、是非ともこの記事を御覧の方はwebで調べてみて欲しいです。

料理は全てアラカルトでの対応であり、コースはありません。基本的な流れとしては6種類程度のアミューズから各自食べたい物を選択→前菜を1~2皿選択→メインを1皿選択、という流れになります。メニューも撮影忘れました。馬鹿かな?前菜とメインは1皿で2名分で、人数分に取り分けて提供してくれます。当然追加料金を支払え3名分で作ってもらうことも可能です(1.5倍の料金です)また、1名での来店に限りどの皿も半額で1名分での対応もしてくれるそうです。

アミューズはファーブルトン(フランスはブルターニュのパンケーキ)、猪のパテ、ホタルイカのバゲットをオーダーしました。どれもシンプルながら丁寧な仕事をひしひしと感じます。お気に入りは猪のパテでした。

前菜はシーズンなのでホワイトアスパラとキノコの何とやら。つーか今回料理名忘れるわ写真撮影忘れるわでグダグダすぎワロタ。ホワイトアスパラガスとキノコをパンチェッタ?と共に濃厚なソースでソテーした一皿。真ん中には温泉卵が鎮座しています。ホワイトアスパラガスといいアミューズのホタルイカといい、もう春ですね~。味は当然文句無しですが、個人的には玉子は目玉焼きスタイルの方が好みですね。でも美味しい。

メインは鴨肉、確か京都産だったような・・・この美しい断面、濃厚なソースに春野菜のガルニチュール。もう言うこと無しですね。

因みにこちらのお店、ワインはナチュールにこだわっているそうです。ボトルは大体7,000円前後からでした。ビールは静岡県のベアードブルワリーガーデン修善寺の銘柄1種類のみでした。ビールが1,200円はちょっと高いかなぁ。

3人で上記(他の2名はアミューズ2種類でしたが)を食べ、ビール2本とワイン1本と赤をグラスで2杯と炭酸水1本で43,000円でした。

料理のクオリティや雰囲気は文句無し。こういう店を知っている人はモテるでしょう。他方、コスパ最高かと言われると別にそういう訳ではないので、普段使いというよりもちょっと特別な日に使うのがおススメです。でも多分リピートすると思います。

ご馳走様でした。

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