スポンサーリンク

中華そば 丸田屋/和歌山

スポンサーリンク
ラーメン
スポンサーリンク

皆さんは和歌山ラーメンをご存じでしょうか。かつてTVチャンピオン「日本一うまいラーメン決定戦」で「井出商店」というラーメン屋が当時無名ながら優勝を果たしたことにより、和歌山ラーメンを一躍全国区に広げました。和歌山ラーメンは「井出系」と「車庫前系」の2つに大別されており、前者はその名の通り井出商店系統の豚骨をベースとしたスープ、後者は「丸高」というラーメン店が発祥とされる醤油ベースのスープです。他にも特徴があるのですが、それは後述。

今回は丸田屋 ぶらくり丁店を訪問。代表の丸田氏は井出商店で3年間修業をした後に独立、今では和歌山県内に4店舗を展開する人気店です。井出商店で修業したということもあり、当然「井出系」和歌山ラーメンです。

お昼時を外して訪問しましたが、店内はほぼ満席という盛況っぷり。ラーメンは中華そばと特製中華そばの2種類、サイドメニューはご飯ものが3種類あります。今回は特製中華そばとご飯(小)を注文(私は初めて訪問するラーメン屋では、基本的に特製~や全部乗せ~的なメニューを注文しがちです)

そして、和歌山ラーメンの特徴がこれです。

「はや寿司」と「ゆで卵」です。オーソドックスな和歌山ラーメン店には必ず置いてあるそうです。はや寿司は鯖の押し寿司で、紀州名物「なれずし」を発酵前に食べるもの。和歌山ラーメンは「はや寿司」を食べることが前提であることから、ラーメンの量自体は少なめであることが多いです。

はや寿司は店によりメーカーが違うことから食べ比べるのも楽しいです。こちらのはや寿司は味が薄めでサイズが少し大きめかな?ゆで卵は黄身が半熟で素晴らしい。

因みに、これらを食べるタイミングは自由です。私はお腹が空いているのでラーメンが到着するまでの間にこれらを食べて空腹を癒しています。

5分ほどでラーメンが到着。

麺は細目のストレート麺、思ったよりカンスイの匂いは少な目です。スープは豚骨の旨味が十分に溶けており、スープを飲むと唇にコラーゲンがくっつきます。ご飯は小サイズですがしっかりお茶碗1膳分の量があり、箸休めになる漬物も嬉しいですね。1点残念なのは、チャーシューでしょうか。チャーシューの脂身が多く、ちょっとしつこい気がします。今回はご飯があったので美味しくいただけましたが、ご飯がないとこのチャーシューは少しきついかなぁ。脂身が好きな人であれば美味しく召し上がれるかと思います。因みに、普通の中華そばと特製中華そばの違いはチャーシューの量だけです。つまりはチャーシュー麺です。

会計時にはや寿司とゆで卵の食べた個数を自己申告します。特製中華そば\800、ご飯(小)\100、はや寿司\150、ゆで卵\50、計\1,100(税別)でした。

店内もキレイですし、味も美味しいので和歌山ラーメン初心者にお勧めです(といっても、私も初心者なのですが)次回は車庫前系のお店に行こうかと思います。

ご馳走様でした。

関連ランキング:ラーメン | 紀和駅和歌山市駅

コメント

タイトルとURLをコピーしました