夏が近づきつつある日、静岡県は焼津に行く機会がありました。一仕事終えて帰る際、都内は緊急事態宣言なので外食がし辛いので駅近くの居酒屋で飲んでいくか~と思い、焼津駅前を歩くと不思議な?建物を発見。
パット見看板が見えませんが、覗くとちゃんと看板がありました。中に入ると、想像以上に広くて驚きです。カウンターが20席ほどあり、お座敷もあります。席に着くなり生ビールを頼み、メニューに目を通します。なるほど流石焼津、魚介に自信ありとのこと。折角なので、名物の鰹をいただきましょう。
毎度ついつい頼んでしまう漬物。普通の味ですが、4種類あるのは嬉しい。生ビールの肴にピッタリです。
まずは串焼き3本、右から鰹のへそ、ネギマ、砂肝です。鰹のへそとは鰹の心臓で焼津名物とのことですが、味はちょっと生臭い鳥のレバーとハツを合わせたようなもので、正直あまり美味しくありません。ネギまは豚バラが使われており、脂が多く食べ応えがあります。砂肝はいたって普通。
鰹のたたきをオーダー。これは美味しいですね、ちゃんとオーダー後にあぶっているようで周りは暖かく生臭みは皆無。たっぷりの玉ねぎと柚子胡椒も嬉しく、パクパクと箸が進みます。
次はどうしようか、と悩んでいると店員さんに声をかけられる。お勧めを訪ねると、まさかのあん肝との回答。あん肝って冬が旬では?と聞くと、国産品は夏に多く水揚げがあるんですよ~との回答。ハーフサイズでもオーダー可能とのことでしたので、折角なのでオーダーしてみました。味は存外美味しいですね、というかこれまで食べたあん肝の中でも上位に食い込む美味しさです。安いあん肝によくあるボロボロっとした食感は皆無で、箸で持つだけでトロっととろけます。ただ、ハーフサイズとはいえ1人では脂がtoo muchですね、これでお腹がいっぱいになりました・・・
会計を頼むと、サービスでお味噌汁をいただきました。量は少ないですが、カニの旨味が良く出ており美味しい。あん肝でもたれかけた胃を優しく包みます。
ビールとハイボールを2杯ずつ飲み\5,000、決して安くはありませんね。メニューは豊富でシーズン毎のおススメも多くありましたので、複数名で色々頼んでみないと本領が発揮できないのかもしれません。
ご馳走様でした。
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