バリ島で人気のフュージョンレストランがあると聞いたので行ってみました。

敷地は非常に広く、庭園もあります。後述しますが、こちらのシェフは日本が大好きらしく色々とインスピレーションを受けているらしく、このCucaのエンブレムも日本からインスピレーションを受けて全て釘で作ってあります。こんなもの日本にはありませんが。

キッチンはガラス張りでお洒落。キッチンのスタッフ多すぎませんかね?


今回はテラス席にしました。バリ島は海風が気持ち良いです。


メニューです。こちらのレストランはタパススタイルらしく、シェアを推奨しているとのこと。3品/人が丁度良いとのことなので、野菜・魚・肉からそれぞれ2品ずつ選びました。

アミューズはインドネシアの伝統的なお菓子をどうにかしたもの。スパイスがかけられた棉アメです。美味しくないし、意図が謎。

1品目はNachosです。中央にはセロリに似た風味の葉があり、その下には枝豆のペースト。ディップしながらいただきます。まず赤い方ですが、これは完全に辛くないサンバルですね。我が家の女中が作るサンバルは、テラシと呼ばれるエビの発酵食品が入っているのですが、まさにそのテラシの風味がします。店員に「これはインドネシアのサンバルをベースにしているだろ!?」とドヤ顔で聞くと「いいえ、これはトマトソースです」との回答。そんな訳・・・ないよね?茶色い方はカレーでした。

2皿目はSmoked Butterfishです。Butterfishとはマナガツオの仲間だそうです。下には香草パン粉、奥にはビーツで色を付けたヨーグルトとズッキーニのピクルスです。これは思いの外美味しいですね。Butterfishは脂が乗っており、白身魚のスモークサーモン的な雰囲気です。サーモンも白身魚なんですけどね。香草パン粉のサクサクとしたアクセントも良い。でも、ヨーグルトの意図が謎です。

3皿目はRicotta Gnocchiです。ニョッキは芋分が多いですね。味はまあ見た目通りなのですが、ミニトマトに見えるのはまさかのスイカです。いや、確かにメニューにはしっかりと「roasted watermelon」と書いてあるのですが、余りに見た目がミニトマトなのでだまされました。温かいスイカが美味しい訳がありません。何だこれ。

4皿目はBBQ Octopusです。カリフラワーがカリカリで美味しいです。奥にあるソースは「Asian Gazpacho」だそうで、ココナッツの風味がするソースです。ソースをつけない方が美味しいかな。

5皿目はCrispy Fried Chickenです。これはから揚げですね、普通に美味しい。店員がドヤ顔で「こちらは日本のから揚げからインスピレーションを受けた1皿です」的なこと言ってました。インスピレーションも何も、まんまから揚げです。こういうゴマが付いた冷食のから揚げあった気がする。草。

最後はBeef Bone & Marrowです。骨の周りに肉のミンチを貼り付け、骨には骨髄に見立てたガーリックライスが詰められています。これは美味しくないですね。いや、味はそんなに悪くないんですが、とにかく油がキツイ。ガーリックライスなんて油ギトギトで、成分表を作ると先頭に油が出てくるんじゃないかとすら思います。
ここでシェフが登場。前述の通り日本が大好きとのことで、自分の料理に多大なインスピレーションを与えたそうです。白人のシェフですが、英語がそれほど上手くない(人のこと言えませんが)ので、出身地を聞くとまさかのカナダのバンクーバー出身でした。嘘だろ、ネイティブスピーカーなのかよ・・・私も妻も、昔バンクーバーに住んでいたことがあるので話も盛り上がりました。
ビールとワインをグラスで2杯飲んでRP150万、日本円で¥12,000といったところでしょうか。正直、料理の味的には再訪は無いですね。奇をてらい過ぎです。ロケーションや雰囲気はいいのだから、もっと普通のオーソドックスなイタリアンでもやればいいのにと思いました。
後で調べてみると、こちらのシェフはあのEl Bulliで修業経験もあるとのこと。本当かよ・・・
ご馳走様でした。
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