インドネシアもそろそろ雨期の足音が近づいてきました。本格的な雨期になる前に、どこか今まで行ったことのない場所に行ってみようという話になり、マナドへ2泊3日の旅行をしてきました。
マナドはスラバヤから北東に3時間半ほどの場所にあるスラウェシ島北部の港町です。スラウェシ島ではマカッサルに次ぐ第二の都市らしく、かつては日本総領事館があったそうです。港からボートで1時間程の場所にはブナケンという島があり、その周囲の島々を含めてブナケン海洋国立公園に指定されています。また、マナドから車で南に1時間ほど走った先にあるトモホンという町にはミナハサ族という民族が住んでいるのですが、彼らは食文化が非常に独特であり、トモホンの市場に行くとその一端を垣間見ることが出来ます。Youtubeでも調べると市場の動画が出てきますが、相当にショッキングですので閲覧は自己責任でお願いします。
到着時点は大雨でしたが、これ以降雨が降ることは無くラッキーでした。今回の旅行では事前に運転手を手配していたので、運転手と合流してまずはホテルに向かいます。ホテルの紹介は別記事にて。
午後3時頃になり、まずは最初の目的地である「タンココ・バトゥアングス自然保護区」に向かいます(以下、タンココの森)タンココの森はマナド市街地から車で東に2時間程の場所にあります。約90km2に渡る原生林が残されており、多様な生物を見ることが出来る場所です。
入場料はRP100,000、加えてガイドを雇う必要があります。原生林の道なき道を歩いていきますので、ガイドは必須ですね。英語が堪能なガイドもいるのは安心です。
約1時間程歩くと、森の中に人だかりを見つけました。タンココの森で一番人気な生物、タルシウスを撮影するために人が集まっています。タルシウスは世界最小の猿で、日本ではメガネザルと呼ばれている生物です。非常に小さく、木の上に居るので撮影が難しいのですが、ガイドが双眼鏡を使って上手く撮影してくれました。
人だかりの様子はこんな感じ。頭上に居座るタルシウスの前に人間が群がり頭上を見上げる様はどことなく滑稽でもあります。
因みにタランチュラもいます。う~んボリューミー。足から生えている毛もセクシ~。
ということで、中々貴重な生物を見ることが出来ました。タルシウスは夜行性なので、タルシウス目当ての方は夕方頃到着するようにしましょう。タンココの森は舗装路が一部しかなく、大体は獣道を歩くことになるので動きやすい靴は必須です。サンダルとかで来ると多分後悔します。
夕食は別記事にて。
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